昨年、
年が明けたころよりお越しになっている患者様です。
先ほど治療が終わって
「先生に出逢えてホントよかった」
ととびっきりの笑顔で言って戴きました。
治療家冥利に尽きますよね♪
一年前とは別人のような表情です。
この患者様は60代の女性で来院時、
・尿意がありトイレに向かうが スムーズにおしっこが出ない。
・排尿に勢いがなく、肌を伝い滴り落ちるような出かた。
・常に残尿感があり何度とトイレに行くが少ししか出ない。
・便意があっても踏ん張りが利かない為なかなか出て来ない。
・立っていても腰回りの脱力感。5分ほどでふらついてくる。
・歩くのにもながくは歩けれない。
・階段の上り下りがあぶなっかしい。
・腰回りの安定感がなく正座もつらい。
・内股や膝から下がシビレ歩きづらい。
などなど、
いつもきれいにお化粧をされてますが、
顔色が悪く、
覇気のない感じで、
支えなしではいられなく、
今にも死んでしまいそうなくらい弱々しい様でした。
通常、このような症状が出れば、
腰椎ヘルニアや脊柱間狭窄症、悪性腫瘍(ガン)など疑われ、
問題箇所が見つかればすぐに手術される症例ですが、
名だたる大きな病院や大学病院も行き、
レントゲン,MRI,CT,血液検査などなど色々な検査を受けるが
異常みられず、 医者にも
「原因が分かりません」
と見放されかけており、
ご主人も困り果て、HPを見て来院されました。
治療を重ねるにつれ、
一カ所 一カ所と症状が緩解していきました。
便が出るようになり、
残尿感が減ってきて、
尿も楽に出るようになり、
尿の勢いも少しずつでてきて、
歩行距離も少しずつ伸びてきて、
散歩が出来るようになって、
歩く速度も速くなってきて、
足がしっかりとするようになってきて、
買い物もできるようになって、
息まなくても便が出やすくなって、
腰もしっかりしてきて、
シビレがなくなってきて、
足にも力が入るようになって、
片足でたてるようになって、
小走りが出来るようになって、
血圧も安定するようになって、
家のお掃除も出来るようになって、
小便がさらさらと出るようになって、
残尿感がなくなって、
風邪をひかなくなって、
主人に料理がつくれるようになって、
神社の長い階段も登れるようになって、
抜け毛が少なくなって、
お肌がきれいになり化粧ののりが良くなってきました。
先ほども
『まつげがフニャフニャで、
カーラーをかけてもよけいに
フニャフニャになってしまってましたが、
今は元気にクリッとなってくれるんです』
ととても嬉しそうにお話してくれました。
ご本人様はとても心配性で、
「ここがだめなんです」
「これが出来ないんです」
「先生よくなっていきますか」
初めの頃はいつも
左右の眉毛がくっついてしまうくらい
シワを寄せ 困った顔で私に心配の旨を伝えてくれてました。
「治療に大切なことは
“出来ないこと”や“だめだったこと”を見つけ出すのではなく、
“変化があったこと”や“出来るようになったこと”
に目を向けることが大切なのよ」
「心配しても病気にはなっても良くなることは決してないのよ」
ポイントは「いいかげんにやること」
いいかげんは テキトウにすることではなく、
適当=ちょうどいい加減にすること。
漬け物も「減塩が身体にいい」といって
塩を減らすと腐ってしまうし味気なくなってしまう。
かといって、塩が多すぎても食べれたもんではなくなってしまう。
風呂も熱すぎてもぬるくても良くない。
全てにおいて「いい加減」がイイ♪
「それでいい」
「それがいい」
この患者様もそのセンスが掴め始めた頃から
どんどん笑顔が増えていきました。
どんどん症状の改善がみられていきました。
笑顔に出逢えることってホント嬉しいですよね♪