43歳の主婦
『風邪でのどが痛いの・・・
足もだるく、倦怠感があって、節々が・・・
腰も痛いし、寒気がする・・・』
と相談された。
そうか、それは辛いよね。
でどうするの?
「う〜ん・・・寒いし家に帰って寝ようかなぁ・・・」
治したいの?
「う〜ん・・・腰が痛いのよね・・・」
で、治りたいの?
「それは、まぁ・・・」
治りたいのか、治したくないのか?
「治りたいです・・・」
やっと云った・・・
治療を強制したいわけではなく、
その人本人の「治したい」という意思が
とっっっっても大切。
治療院に来たから治療をして欲しいとは限らない。
話をきいて欲しいだけの方もいらっしゃるし、
遊びにくるだけの方もいらっしゃるし、
「治療を受けたい」と依頼されること。
これがとっても大切♪
そしてご本人が
「治したい」という意思も大切♪
ウソのような話ですが、
治療を受けに来院されてても
「治りたくない」と思っている方もいらっしゃるんです。
※実際には口には出されませんが・・・。
身体の調子が悪いことで、
・人に優しくされたり、
・人の注意をひけたり、
・(仕事や嫌なことなど)やらなくてすんだり、
・叱られることがなくなったり、
・優遇されたり・・・
などなど、
どこかで体調不良でいることのメリットを
感じていると、なかなか症状が改善されないことは、
少なくはありません。
患者様と治療家の「依頼と約束」が交わされて、
はじめて治療が始まるんです♪
どんな仕事でも、人間関係でもそう。
自分が頼んでもいないのに、
とやかく言われたり、施されても
「大きなお世話だ!」ってなっても
おかしくはないですよね。
それで、この女性、
ベッドに横になって頂き、
クビを触診すると、
左にビー玉(小)くらいのコリコリが。
押さえると痛い。
首とお腹に手を当てること1分少々
じゃぁ、これで生つば呑み込んでみて
「ごくり・・・・」
「あれ、喉の痛みが減った・・・」
もう一回喉を触診。
ビー玉(小)くらいの大きさのコリコリが、
なんと、BB弾(5mm)程度に小さくなっていた♪
この女性にちょっと触ってみてと確認してもらった。
たしかに5mmくらいのクリクリを確認することが出来た。
ではそのまま動かさずにクリクリを触っててね♪
とお腹を軽〜くマッサージ。
「えっ!!! ええええぇえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
「消えたっ!!!クリクリが消えた!!!」
「なんで!!!なんで!なんで?????」
「不思議でしょ♪」
仕上げに、足に2本だけ針で刺激♪
よし!立ってみて♪
「うわぁ♪軽い!!!」
「身体も温かい♪」
よかったね♪